ドメインハイジャックの続き。

919.ccドメインがハイジャック(乗っ取り)されている件の現状を書きました。まだDNSが書き換えられていないため、https://919.cc/は今まで通り表示されています。結果的にドメインはまだ戻ってきていません。大きな進展はありません。わかっている事をまとめました→

【1回目のやりとり】
■小生が所有しているドメイン『919.cc』が何者かにより勝手に他社へ移管された事が、管理しているバリュードメイン社からの連絡で発覚。
■移管先は海外レジストラ「Gname.com Pte. Ltd.」(おそらくここ
■ Authcodeがバリュードメイン社のシステム上に無いまま移管処理が完了されている。
■移管に心当たりがあるか回答が欲しい。
※心当たりが無い旨を連絡。

【2回目のやりとり】
Enom社からバリュードメイン社へ調査回答があったようです。(バリュードメイン社はEnom社のリセーラーという位置付けのようです)
■今回のドメイン移管は、管理画面への不正ログイン、ドメイン情報の取得が行われたものではない。
■管理画面からの申請を経由せず、ドメインWHOIS情報の変更と、変更後のAuthcode取得が行われた。
■登録情報の漏洩は発生していない。
■バリュードメイン社よりGNAME/ENOM/ICANNの3組織に本件の発生と解決要請を出している。
※小生に出来る事は無さそうなので待つ。

【3回目のやりとり】
■ドメインの管理権復旧/ドメイン移管取り消しを最優先に動いている。
■eNom/Gname両レジストラの対応による移管取り消しの要請を行っているが、現在に至るまで解決に向けた具体的な対応は見られない状況。
■ドメイン不正移管の発生によるものと判断し、ICANN Contractual Complianceへの申し立てを実施、対応に向けた審査を実施。
■ICANN側でコンプライアンスに違反すると判断されれば両レジストラへ解決に向けた催促を行われる可能性が高い。
■ICANNには実効的な問題解決を行う権限は無いため、法的機関への申し出も検討中。
※小生に出来る事は無さそうなので待つ。

という所まで来ております。
Enom社は最初調査してくれたものの、3回目のやり取りでは具体的対応が見られないという事で、敵なのか味方なのか良く分からない状態です。もしかすると動いているもののGname社に無視されているのかもしれませんが、わかりません。

919.ccドメインは随分昔に取得したドメインで、ドメインロックをかけたのか記憶にありません(´;ω;`)919.bzはチェックしたところドメインロックしていました。
ドメインロック不備が原因なのかバリュードメイン社へ問い合わせたところ
■ドメインロックが類似の案件発生防止に寄与するか、ご案内が難しい状況。
という事でした。
って事は919.bzや他のドメインも同じ状況になる可能性があるという事だと思います。

バリュードメイン社でのドメインハイジャックを調べて見たところ2014年にも発生しているカキコがありました。ドメインが数字だったり、勝手に移管されたりと状況が似ています。
Whois情報が書き換えられてます?(1ページ目)
Whois情報が書き換えられてます?(2ページ目)
こちらの方は現状ドメインが取り返せていない模様で、新しくドメインを購入する費用がチャージされたようです。愛着あるドメインが取り返せないのは心痛いと思います(´・ω・`)

バリュードメイン社は関係あるのかわかりませんが、Enom社絡みでこちらの方は取り戻せたようです!
ドメインが盗まれた| IT's my business

以上が現状です!
90年代後半にみかけた「ミラーサイト」なる物を用意しないとダメなのかな〜と思う今日この頃です。
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